手汗多汗症術後に冬をむかえて

2007年６月に、手掌多汗症のため、両手の汗を止める手術を行いました。 担当のお医者さんには、冬には手のひらがカサカサになるので、常にハンドクリームが必要になると思いますからと言われていました。 そして今冬になり、どうなったかと申しますと、手術前の冬のカサカサ状態と全く同じでして、支障が無いという結果になります。 今では手術をしたとは全く思わない、違和感の無い生活をしています。 多汗症でお悩みの方は、冬は問題ないのですけど春・夏となると、とてもとても気になってきます。 冬の内に、治療を済ませておくと、暖かい季節になってから楽に過ごせるでしょう。 ただ、多汗症だからといいましても、痛く苦しい訳ではないので、手術をしてまで、治療をするのはど～かなと考えてしまう事でしょう。 内視鏡手術をしてしまえば、仕事がはかどる事は間違いないでしょう。 

足裏多汗症スリッパで対策

私は、手掌多汗症の手術を終えてから約３ヶ月半が経ちました。
秋になりましたが暑い日蒸している日があり、多汗症の人には不快指数が相変わらず90％
位なもんです。
猛暑の時は、不快指数が120％と言う感じです。

私は代償性発汗が足にあります。
特に足の裏は汗が結構でるので、スリッパを靴下代わりにする事にしました。
え～汚い～と思っていませんか？
その代り、そのスリッパを毎日ネットに入れて洗濯機で、洗濯をして干しているので、サッパリなんです。
もともと暑がりで多汗症の私は、靴下を履くと全身が暑く感じます。
なので、家に居る間はスリッパ生活にしています。

手汗は殆んど出ないので、非常に助かっております。

汗を止める手術家族に反対されていた

手汗を止めるために、胸腔鏡下胸部交感神経幹切断術を行うと、冬は手が乾燥してハンドクリームが手放せない状態になると思うと、担当医師に言われました。

わたしの場合は、ＥＴＳ手術を終えて早３ヶ月以上が経ちました。
今は暑い時と、緊張した時に、ほんの少し手汗が出たな（湿っぽくなったな）位が出ます。
全く完全に出ない状態ではないので、冬は大丈夫そうだな～と思っています。

約３ヶ月前までは、手汗が多くてとても困っていました。
でも、オバサンなので、若い方ほど悩んでいたわけではないのです。

とにかく仕事に支障が有る事が嫌でした。
夫も手汗については、汗かいたって別にいいじゃないかと言っていました。
子ども達にまで、別に汗かいたっていいじゃないと言われました。
そんな事で手術するなんて、バカじゃないか！と思われていました。

今では何も無かったかのように、手汗が殆んど出ないので、生活し易くなっています。

多汗症と緊張しやすい体質性格

緊張しやすい体質性格
多汗症の人にとって、温度＆緊張度がかなり関係しています。

すこしでも暖かければ、手汗が出る人
緊張すると出る人
涼しくても、緊張しなくても手汗が出る人

上がり症、緊張しやすいタイプなどは、あまり気にしない方が良いのですが・・・
それがなかなか出来ないわけです。

場に慣れて、訓練するしかないでしょう。
もしくは、緊張やストレスのある状況をやめるしかないでしょう。

ほどほどの緊張は、ご自分が精神面で成長するため、良いと言えます。
過度の緊張はキツイですし、ご自分に可愛そうです。
体を壊したりもします。

私は、緊張しやすい性格です。
しかし、３ヶ月前に手汗を止める手術を終えましたので、緊張しても手汗がほんの少ししか
出ない状態となり、大助かりです。

緊張してしまう場になれるためにも、手汗を治療したおかげで、場に慣れる訓練も出来ました。
足全体に代償性発汗がありますが、支障ありません。

本当に良かったです。

手汗治療は、手術する価値があるのか

今日は涼しく、多汗症の人にはマシな日だったと思います。

手のひらの汗（手掌多汗症）を治療したいとお考えの方はビックリする程いるわけです。
誰でも、なるべく手術をせずに治療したいと考えますよね。

汗が出るからと言って、痛いわけでもなく、体調を悪くする事でもないので、
ただ、かなり居心地悪く、作業・仕事がやりにくく、恥ずかしい事でもあるので、不便なだけなので。

私も塩アル液を試しましたが、ほんの少し効いた位なもんでした。
知人も手汗で悩み、結局はＥＴＳ手術を受けました。
今では、代償性発汗はあるものの、手汗から解放され何も無かったかのような生活をしています。

その人はイオントフィレーシスを試したり、精神薬による治療をしたとの事です。
どれも気休め程度にしか効かなかったそうです。

ボトックスはどんなもんでしょうか？
ボツリヌス菌を弱毒化したものを、手のひらに沢山注入していくようです。

予防接種みたいな免疫薬を沢山注射して、はたして大丈夫なのか？
と疑問があります。